右手に結婚指輪をつけてもOK!
本人が希望するのなら、右手薬指につけても全く問題はございません。右手薬指に結婚指輪をつけたからと、警察に捕まるわけではないのです。右手薬指に結婚指輪をつけてしまったから、罰金を支払う羽目になってしまったという話もありません。世界中探しても。
「周りの人は左手薬指に結婚指輪をつけている。だから右手薬指に結婚指輪をつけるのは禁じ手では?」と思われるかもしれません。では「禁じ手」だという根拠は、どこにあるのでしょうか。推測でしかありませんが、おそらく答えられないかと思われます。
そもそも左手薬指に指輪をつける理由は?
左手薬指に結婚指輪をつける理由は、2人の絆を強固なものにするためです。かつて左手薬指には、心臓に繋がる血管が走っていたと言われていました。古代時代の人にとっての心臓は、第三者が踏み入れてはならない絶対的な領域。絶対的な領域につながる血管を「指輪」で縛ることから、絶対に離れられない関係性を意味していたのです。
ただ現代医学に少しでも知見があるのなら「左手薬指には心臓に繋がる血管がある」という言葉に、違和感を覚えることでしょう。心臓に繋がる血管は、左手薬指だけではなく全身くまなく流れています。「心臓への血管を指輪で縛る」というのなら、どこの指でも構わないことになります。
指輪がつけられない人もいます
事情があって、左手薬指に指輪がつけられない方もいらっしゃいます。詳細は敢えて伏せさせていただきます。事情により左手が使えない方に対し、「結婚指輪は左手薬指に就けるのが絶対」と断定するのは、あまりにも酷い話です。
もちろん深い事情がなくても、全く問題ございません。気分で右手に結婚指輪をつけたくなったら、つけても問題なし。色んな指に結婚指輪をはめてみるのも、面白いものです。
万が一何か言われた場合…
世の中は、見識が狭い方も少なくありません。右手薬指の結婚指輪を白い目で見る方がいらっしゃるのも、事実です。
結婚指輪をどういう形で使おうが、持ち主の自由。もし白い目で見る人がいるのなら、無視をすれば良いだけの話。もし何か言われたら「何となく」と言って、流すに限ります。